2011年11月27日日曜日

「僕らの履歴書」稽古進行中

「僕らの履歴書」は、展示の一部として芝居をやるのですが、
その稽古も佳境に入ってきました。

今日は、別の本番を抱えているため、演出家が不在。
と、いう訳で、細かい直しを行いました。
とにかく劇構造が複雑で、当初は演っている本人たちもどこでどう繋がっている
のか分からない!!という状態でした。
なので、今日は台詞を中心に、場所や時間軸を整理し直しました。
言葉、というのは不思議なもので
同じ抑揚で言っているようでも、微妙な差異を人間は敏感にキャッチします。
感じで読むと平易に思える言葉も、音で表すと、分かりにくい、ということも
あるし、もちろんその逆もある訳で。
それをいかに伝えるか、という取捨選択です。

こういう作業は、演劇だけでなく、ダンスでも、小説でも、ありますが
取りかかるのは気が重い(だって煩雑だから!!)けど、やり始めると面白く
そして創作過程には欠かせないプロセスです。

思うに、演出や戯曲の執筆、それから振付けなどをしている際に、
クリエイターの視点とそしてもう一つ、エグゼクターの視点を持つことは、
とても大切なんじゃないかと思います。
今回の「僕らの履歴書」では、それを一人の人間がマルチに行うのではなく、
複数の人間が、分担して行っています。
作家として名前が挙がっているのは一人ですが、演出チームも複数名の
スタッフが、チーム戦で闘っています。

展示/芝居ともに面白く仕上がりつつあります。
入場は無料ですので、ぜひ足をお運びください。
(あら、やっぱり宣伝になっちゃいました)

2011年11月21日月曜日

GAGA 1月の日程変更

みなさま、先日お知らせしたGAGA in Kyoto の1月の日程が変更になりました。
今のところ、1月28日(土)10:00〜の予定です。また、決まりましたら改めて
お知らせいたしますね。

毎回参加していただける方、リピーターの方も増えてきましたので、
2012年からは、お得な回数チケットを発行します!
半年間有効です。詳細お問い合わせください!!

2011年11月20日日曜日

観劇録:20111114「アイ・ラブ・坊っちゃん」

またもや音楽座のミュージカル「アイ・ラブ・坊っちゃん」を観てきました。
観劇録は、あくまでフクシマの私見ですので、ご了承くださいね。

さて、音楽座。チームとしてのまとまりが公演を追うたびに高まっているような気が
しました。俳優の、作品にかける集中力が非常に高かったように思います(千秋楽だった
というのも大きな要因でしょうが)。
と、なるとやはり厳しいのが劇の構成。現実と虚構の世界をめまぐるしく行き来する、
という非常に難しい構造であるのに加え、一場面だけ出てくる重要そうで実は全然
伏線でもなんでもない、という役が多いのが気になりました。メイン級の俳優さんを
多く抱えていらっしゃるからこその苦肉の策だとは思いますが、脚本の弱さは否めない…。
俳優の精度が高まってきたからこそ、解決していっていただきたい点だな、と思います。

と、厳しい意見でもありますが、俳優の真摯な姿勢が伝わってきて、上演中ぼろぼろと
涙を流しながら観劇していました。終演時にはすっかり腫れぼったい瞼で…。
音楽の持つ力は強いです。それが芝居やダンス、歌と重なり合ったときは、
1足す1が3にも10にもなります。
それが、私がミュージカルを好きでいる理由なのかも知れません。

乱文失礼いたしました。

今後のワークショップについて

島崎徹さん、平山素子さんのワークショップは、引き続き、不定期で開催予定です。
が、お二人ともたいへんお忙しい方なので、来年4月以降の開催になります。
みなさま、恐縮ですがなるべくコマメにチェックしてくださいね。

そして、GAGA! 来年は、来年は…!あの方が海外からいらっしゃるようです。うふふ。


その他にも、講師のリクエストがありましたら、ぜひぜひお聞かせください。
可能な範囲でコーディネートしていく所存でございます。

2011年11月15日火曜日

今月のGAGA

さて、今月京都でのGAGAは今週末、20日(日)です。時間は今までよりも30分早い10時からです。
場所は、地下鉄四条駅/阪急烏丸駅下車徒歩5分、
東洞院六角下るにあるウィングス京都の地下1Fにある音楽室で行います。
今までよりも広い会場ですよ!

お忙しいとは存じますが、ぜひぜひ、ご参加ください。
ご参加の際は、eldeseo3@gmail.comにお名前、ご連絡先を返信してくださいね

2011年11月13日日曜日

出演者紹介 その2

そして、西岡樹里ちゃん。

新進気鋭のコンテンポラリーダンサーだけあって、樹里ちゃんを起用したい、という
振付家の方は多いです。
そんな中、よくぞ謎の企画「僕らの履歴書」への出演を引き受けてくれた、と…。
改めて、有り難い!!なむなむなむ。
と、言う訳で、ダンサー樹里ちゃんにとっては、台詞を舞台で言うのは初めての体験。
表情筋の重要性について、改めて思い知っている様子です。

本人は、独創的なマインドと、オープンなハートの持ち主で、本人曰く「変わってる」と
よく言われるそうですが、至って思慮深い女性です。
ま、思慮が行き過ぎて、結論が突飛だったりするので、そこが面白い訳ですね。
愛されキャラです。


そんな樹里ちゃんのプロフィールは…。


2010年、神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻卒業。その後、村越直子・ヤザキタケシ[Revival]・砂連尾理[ティクバ+循環プロジェクト]・紅玉[千日前青空ダンス倶楽部]・辻本知彦など様々なアーティストの作品にダンサー・コラボレーターとして参加。その他、自身の演出作品やソロ作品を発表し、2011年プロデュース公演「Garden」をロクソドンタブラックにて行う。様々なジャンルのアーティストとのコラボレーション、即興セッションなども積極的に行う。趣味は、絵を描くこと。匂いフェチ。<eye black><heir black><high 154



さて、残るは劇作家/出品作家/演出家の中川雄介。
そして…。

2011年11月9日水曜日

出演者紹介

予告通り、「僕らの履歴書」の出演者紹介です。
と、いうものの、写真掲載の確認をとりそびれたため、今日はプロフィールのみ。

さて、今回の出演者は、劇作家の中川氏を除く女性2名はどちらもダンサーとして
活躍している方です。
なので、稽古場でも身体の使いかたが非常に面白い。台詞よりも身体が雄弁になること
すらあります。
また、佇まいがやはり、小劇場の役者さんとは違う雰囲気を持っているので、そのあたりも
見所になっています。

さて、一人目。
松本まりさん。
スレンダーなプロポーションと端正な顔立ちからは想像出来ないですが、
稽古で面白いことを仕掛けるのは、この人!
ですが、全体的にお姉さんパートを担当してくれています(登場人物の
割り振りなどではなく、稽古場の雰囲気として)。出演者3人組の長女
といったところでしょうか。
そんなまりさんのプロフィールは…


8月29日生まれ。乙女座、O型。東京都国立市で生まれる。ちなみにマイケルジャクソン、
ペ・ヨンジュンと同じ誕生日。一人っ子。その後大阪に引越し、小学生時代を香港にて過
ごす。男勝りのわんぱくな子供だった。香港でバレエを始める。現地のバレエスクールに
お世話になり、小学四年のとき、香港バレエ団「くるみわり人形」にてクララ役で出演。

大阪に戻り、多感な波乱万丈な思春期を過ごし、大阪芸術大学ミュージカルコースに進む。
在学中演劇と出合い、そのおもしろさに目覚める。混沌とした世界から自分を解放できる
喜びを知る。

その後演劇集団ブロードキャストショウで舞台、映画、CM等の映像作品に出演。

現在K☆BALLETSTUDIOでバレエとコンテンポラリーを踊り、芝居はフリーで活動している。

趣味は食べること。特技はリスクマネージメント。






もう一人の出演者西岡樹里ちゃんは、次回です!!

2011年11月8日火曜日

「僕らの履歴書」チラシできましたっ!

なんとか、展覧会開催1ヶ月前にして、ようやく、ようやく完成しました。
チラシ!!です。

きちんとした画像は後日アップいたしますが、こんな感じです。

撮るのが下手なんです、すいません。
が、チラシはいい感じに出来ています。
苅谷昌江さん、というデザイナーさんに作成していただきました。
苅谷さんは、デザインも手がけられますが、本職は絵画を描かれる作家さんで
生命力のある、かっこいい作品を創られます。
そのイメージが、今回の展覧会にマッチしたので、「ぜひ苅谷さんにデザインを!」と
お願いしたのです。
迫力のある作品を生み出されますが、ほわっとしたかわいい女性なんですよ。
こうして、色々なアーティストさんに関わっていただいて展覧会を手がけられることを
本当に、本当に嬉しく思っています。

という訳で(?)、普段の南都制作オフィスの企画は、割とシュッとしていますが、
今回はどちらかというと、泥臭い企画です。
色んな人のインタビュー展示なので、人生や生活感が匂ってくる感じです。


展示が浮世絵や絵巻物だと例えられるならば、
関連企画の演劇はピカソに代表されるキュービズムの絵画のようです。

皆様の、お気に召す一枚が見つかりますよう…。


明日は、演劇の公演に出演する役者をご紹介します(予定っ!)。