先日、KAATでLost Memory Theatreを観てきました。
ふ・し・ぎ!
な、時間でした。
三宅純さんが主導で作品を創られたようで、音楽の世界観が
ありありと現れているようで。
舞台公演なんですが、ストーリーはなくて、
ダンスもあるけれど、芝居が主体。
という何とも摑み所のない舞台。
何かを追いかけようとすると、何も掴めないけれど
確かにそこにある。
というのは、花の匂いを嗅ぐ行為に似ているな、と思いました。
感動、とか、わかりやすい筋書き、とかではないけれど
舞台を味わう、という感じ。
外国の舞台みたいかな?
言葉もシナリオもわからないけれど、そこにある熱を感じる、みたいな。
漂う雰囲気を味わう、というのは、飴ちゃんをなめてるみたいですね。
嘗めれば嘗めるほど、小さくなって、ついには消えてしまう。
でも、甘やかな香りは残る。
今までの観劇形式では味わえない、なんだか不思議な舞台でした。
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